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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは第2四半期を増額修正、通期2ケタ増益、株価は高値接近
EC事業を展開するインフォマート<2492>(東マ)の株価が出直り感を強めている。今期(13年12月期)好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待されるだろう。
フード業界向け企業間電子商取引(BtoBプラットフォーム)サービス事業を展開し、プラットフォーム「FOODS info Mart」の利用企業数は、13年3月末時点で12年12月末比512社増加の3万1991社となり増加基調である。
中期成長に向けてはクラウドサービス対応、新サービス開発、海外展開本格化、美容業界向けや医療業界向けなど事業領域拡大、データ連携でのアライアンス戦略を推進している。5月にはJFEシステムズ<4832>とASP規格書システム、6月には東芝テック<6588>とASP受発注システムでデータ連携を開始すると発表した。
7月12日に、第2四半期累計(1月~6月)の連結業績見通しを増額修正した。売上高はほぼ計画水準で、営業利益を4億13百万円から5億31百万円、経常利益を4億08百万円から5億40百万円、純利益を2億45百万円から3億30百万円に大幅増額した。次世代プラットフォームの一部のリリースを第3四半期(7月~9月)に行なうことになったため、第2四半期(4月~6月)に予定していたソフトウェア償却費計上が先送りになったようだ。
通期見通しについては前回予想を据え置き、売上高が前期比16.0%増の43億88百万円、営業利益が同22.3%増の9億97百万円、経常利益が同21.2%増の9億88百万円、純利益が同19.8%増の5億94百万円としている。次世代プラットフォームの償却負担が増加するが、利用企業数増加や利用拡大に伴ってシステム使用料収入が増加する見込みだ。
株価の動き(7月1日付で株式2分割)を見ると、6月27日の1700円から反発して2000円台を回復した。7月16日には2200円を付ける場面もあり出直り態勢のようだ。
7月17日の終値2120円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS40円21銭で算出)は53倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想に株式分割を考慮した年間換算21円13銭で算出)は1.0%近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮した連結BPS198円30銭で算出)は11倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して水準を切り上げている。また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインのようだ。好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待され、5月9日の高値2545円も視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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