ソフトバンクが大相場に発展する期待も【クロージング】

2013年7月17日 16:23

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記事提供元:フィスコ


*16:23JST ソフトバンクが大相場に発展する期待も【クロージング】

17日の日経平均は小幅ながら4営業日続伸となり、15.92円高の14615.04円(出来高概算32億2000万株)で取引を終えた。終値ベースでの14600円回復は5月24日以来。16日の米国株式相場は、カンザスシティ連銀総裁による量的緩和の終了時期に関する発言が嫌気され、NYダウが4日ぶりに反落。シカゴ先物清算値が大証終値比較で85円安だったこともあり、売り先行で始まった。

ただし一時14460.56円まで下げ幅を広げる局面もみられたが、円相場が朝方から円安傾向に推移してきており、前引けにかけて下げ幅を縮めてきている。さらに、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>が後場一段高で年初来高値を更新。ファーストリテイリング<9983>のほか、トヨタ<7203>など輸出関連が堅調に推移するなか、日経平均はプラス圏を回復している。

もっとも、17日の米国では地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されるほか、バーナンキFRB議長が、下院金融委員会で金融政策について証言する。18日には上院銀行委員会で金融政策について証言するため、これを受けた株式相場の動向を見極めたいとするムードのなか、狭いレンジでのこう着だった。

ソフトバンクのインパクトが大きかった。中国アリババの好決算のほか、一部香港紙では、アリババが早ければ9月に香港証券取引所にIPOするとの見方が浮上しており、調達額への期待が膨らんだようだ。高値更新で需給面も良好のなか、大相場に発展する展開も期待されそうだ。また、半導体関連が冴えなかったが、米インテルの決算を警戒した動きとみられる。インテル決算が無事通過するようなら、買い戻しを誘う格好となり、日経平均の押し上げ要因にもなる。

バーナンキFRB議長証言を受けた米国市場の動向次第の面はあるが、本日の輸出関連への物色など、海外勢による主要銘柄への資金流入が継続しているようである。引き続き、安定政権を意識した先高期待が相場を支えよう。《KO》

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