割安・出遅れ低位材料株の水準訂正狙い/ランチタイムコメント

2013年7月11日 11:49

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記事提供元:フィスコ


*11:49JST 割安・出遅れ低位材料株の水準訂正狙い
 日経平均は前日終値を挟んでのこう着。23.84円安の14392.76円(出来高概算12億9000万株)で前場の取引を終えた。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録、バーナンキFRB議長の講演で量的緩和早期縮小懸念が後退。これを受けて為替市場では円相場が1ドル98円台に円が上昇するなか、輸出関連などを中心に利益確定の売りが先行した。その後は先物主導によるプログラム買いからプラスに転じる局面もみられたが、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの様子見ムードに。
 セクターでは鉱業、ガラス土石、水産農林、金属製品、石油石炭、倉庫運輸などがしっかり。半面、パルプ紙、電気機器、銀行、化学などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の過半数を占めている。物色はMUTOH<7999>、黒崎播磨<5352>、群栄化<4229>など、個人主体の材料銘柄にシフトしている。
 日銀は金融政策決定会合で国内の景気判断を引き上げる見通し。前回の決定会合では、景気判断を「持ち直している」と上方修正したが、今回の会合でも、もう一段引き上げる方向で議論する見通しである。サプライズは期待しづらいが、アベノミクス効果などの表れを評価する動きが強まるかが注目される。
 物色については、引き続き個人主体による材料株の循環的な物色となろう。3Dプリンター、iPS関連などが物色されているが、出遅れ感の強い銘柄の水準訂正を狙った動きも目立っている。PBR1倍割れなど、割安感が意識されている低位株などにも資金が向かいやすいだろう。(村瀬智一)《FA》

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