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8日の香港市場概況:3日ぶり反落、米緩和縮小観測で不動産株が大幅安に
*17:36JST 8日の香港市場概況:3日ぶり反落、米緩和縮小観測で不動産株が大幅安に
8日の香港市場では主要指数のハンセン指数が3営業日ぶり反落となり、前営業日比272.48ポイント安(-1.31%)の20582.19で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同146.04ポイント安(-1.59%)の9063.30、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同29.17ポイント安(-0.74%)の3924.94だった。
ハンセン指数は朝方に3%近く下落する場面も。米雇用統計の上振れで米量的緩和の早期縮小観測が再燃。これを受けて、香港では株式市場や不動産市場からの資金流出が警戒された。また、新規株式公開(IPO)の再開懸念などから中国本土市場が下落したことも投資家心理を冷やしたもよう。ただ、売り一巡後には下げ渋る動きとなり、この日の欧州株が堅調なスタートとなると、引けにかけて一段と下げ幅を縮小した。
ハンセン指数の構成銘柄では、香港系不動産株が大幅安に。恒隆地産(00101/HK)が3.77%安、信和置業(00083/HK)が3.22%安で値下がり率上位に並んだ。米量的緩和の早期縮小観測を受けて、香港の不動産市場からの資金流出や金利の上昇に警戒感が強まった。
その他の個別銘柄では、紫金鉱業(02899/HK)が6.96%安。6月中間期での大幅減益見通しを発表したことに加え、国際金相場の下落が嫌気された。また、ヤン州煤業(01171/HK)が3.42%下落。国内の発電用石炭価格が約4年ぶりの低水準まで下落したと伝わっている。
一方、銀泰商業(01833/HK)が4.38%高。1-6月期の既存店売上高は前年同期比13.7%増と、伸び率は1-3月期の9.5%を上回った。このほか、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BOA/ML)の強気評価を手掛かりに華電福新能源(00816/HK)が6.48%値を上げた。《KO》
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