概況からBRICsを知ろう~インド市場は反発、米国の良好な雇用指標を好感

2013年7月5日 09:52

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記事提供元:フィスコ


*09:53JST 概況からBRICsを知ろう~インド市場は反発、米国の良好な雇用指標を好感
【ブラジル】ボベスパ指数 45763.16 +1.60%
昨日4日のブラジル市場は5営業日ぶりの反発。主要指標のボベスパ指数は前日比719.13ポイント高(+1.60%)の45763.16で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは55、値下がり14、変わらず2と買いが優勢。セクター別では、資本財を除くすべてのセクターが買われ、中でも素材や石油・ガスの上昇が目立った。

横ばいで寄り付いた後は上げ幅を急速に拡大させ、その後も高値圏でもみ合った。連日の下落で売られ過ぎ感が強まり、幅広い銘柄に買い戻しが集中。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、政策金利を長期にわたり低水準に維持すると発言したことを受け、世界経済の後退懸念がやや緩和した。また、建設大手テクニサの好決算も不動産関連の物色手がかり。同社はこのほど、今年4-6月期の売上高が前期比で135%増加したと発表した。

【ロシア】MICEX指数 1349.21 +1.19%
4日のロシア市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比15.86ポイント高(+1.19%)の1349.21で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり39、値下がり11と買いが優勢となった。

中盤に利益確定売りに押される場面もあったが、その後は再び買い戻された。最大の貿易相手である欧州の低金利政策の継続が好感されたほか、足元の原油相場上昇も資源銘柄の物色手がかりとなった。

【インド】SENSEX指数 19410.84 +1.22%
4日のインドSENSEX指数は反発。米国で良好な雇用指標が発表され、上海や香港などアジア株式相場の一角と足並みをそろえる形で上昇した。米国を主力市場とするIT関連が軒並み買われて指数の上げをけん引。また、外国為替市場で通貨ルピーが下げ止まりを示したことも安心感をもたらした。ルピー下げ止まりについて、英蘭ユニリーバが子会社ヒンドゥスタン・ユニリーバの公開株式買い付け(TOB)に向け資金をインドに送り込んでいるとの市場観測が浮上している。

【中国本土】上海総合指数 2006.10 +0.59%
4日の上海総合指数は反発。国内景気の減速懸念やエジプト、ポルトガルの政情不安から売り先行で始まったものの、前場中盤には切り返した。財政政策への期待感が幅広い銘柄の買い戻し材料。国務院(内閣に相当)はこのほど、一部政府資金を有効活用し、経済構造の改革や民生事業に投入する方針を示した。また、上海に自由貿易モデル地区を設立する計画が正式に承認されたことを受け、地場銘柄に物色の矛先が向かった。《FA》

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