【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パシフィックネット株価は高値に迫り強さ光る、8日に決算発表、次期はさらに好調予想

2013年7月3日 09:38

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 リユース事業を展開するパシフィックネット<3021>(東マ)の株価は出直りが本格化している。7月8日予定の前期(13年5月期)決算発表が接近して、今期(14年5月期)の収益改善に対する期待感が高まるだろう。

 パソコンやタブレット端末などのリユース(中古品引取回収・販売)事業を展開している。パソコン需要低迷に伴って中古パソコンの価格が下落するなど全体として事業環境が厳しいため、新規事業も模索してカンボジアに現地法人を設立し、中古オートバイク販売事業などの開始を検討している。

 前期の連結業績については4月12日に見通しを公表して前々期比2.4%増収、同5.6%営業増益、同10.9%経常増益、同45.1%最終増益としている。第3四半期累計(12年6月~13年2月)の進捗率が低水準だったため前期については慎重な見方が必要だが、今期(14年5月期)についてはウインドウズXPサポート終了に伴う代替需要、仕入れ強化と商品ラインアップ充実、新規事業の寄与などで収益改善が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、6月27日に直近安値となる370円を付ける場面があったが、切り返して6月28日は前日比66円高、そして7月1日は前日比30円高と急反発して7月1日の終値で480円まで戻した。

 7月2日の終値465円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS20円41銭で算出)は23倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.6%近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線と75日移動平均線を一気に突破し、週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発して13週移動平均線を回復した。強基調に転換したようだ。出直り本格化して5月7日の年初来高値515円を試す可能性があるだろう。(アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】丸紅は非資源拡大の持続的成長を見直す、個人の買いもスケールアップ(2013/07/01)
【編集長の視点】ジョルダンは安値で売買高急増、「陰の極」示唆で売られ過ぎ訂正の再発進間近(2013/07/01)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事