参院選に向けた日本主導の相場展開へ【クロージング】

2013年7月1日 16:21

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記事提供元:フィスコ


*16:21JST 参院選に向けた日本主導の相場展開へ【クロージング】

本日7月1日の日経平均は3営業日続伸となり、175.18円高の13852.50円(出来高概算24億7000万株)で取引を終えた。円相場が1ドル99円台半ばと円安基調をみせているほか、寄付き前に発表された日銀短観での市場予想を上回る改善が材料視され、日経平均は上昇して始まった。その後は、先週のドレッシング買いで大きく上昇した反動や、中国の弱い経済指標を受けて利益確定の流れが強まる局面もみられた。しかし、底堅い値動きが続くなか、大引けにかけて再び強含みの展開に。日経平均の上値の重しだったソフトバンク<9984>、ファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>などが軒並みプラスに転じるなど、先物主導によるプログラム買いが日経平均を押し上げている。

日経平均は約1ヶ月ぶりの水準を回復してきている。チャート形状では一目均衡表の雲下限レベルまでのリバウンドをみせている。内容は想定内であろうが、日銀短観での改善により、改めて安倍政権による成長戦略を評価した流れになっている。市場の関心は参院選に向かうなか、緩和メリットセクターや政策関連への物色に向かわせているようである。

上海市場は不安定ながらも、ひとまず過剰な反応は見られず、次第に落ち着きをみせてくることになりそうだ。米国では週末に雇用統計を控えているほか、独立記念日で休場となることもあり、積極的な売買は手控えられる可能性がある。一方、参院選が4日公示となるなか、アベノミクスを評価した海外勢による資金流入が強まる可能性がありそうだ。《KO》

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