今日の為替市場ポイント:7月21日投開票の参院選挙

2013年7月1日 08:12

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記事提供元:フィスコ


*08:12JST 今日の為替市場ポイント:7月21日投開票の参院選挙

先週末6月28日のドル・円相場は、東京市場では98円47銭から99円03銭まで堅調推移。欧米市場では、一時99円45銭まで上昇し、99円15銭で取引を終えた。

本日7月1日のドル・円は、99円台で取引される見込み。日銀6月短観の改善は織り込み済みで為替相場に与える影響は大きくないとみられる。

7月21日投開票の参院選挙では、自民党優位が予想されている。日経平均株価の動向次第で自民党(安倍政権)の支持率は多少上下するとの見方があるが、現時点で野党勢力の結束力は強化されていないようだ。日本維新の会の勢いは大幅に失せたが、自民・公明の2党でねじれ国会の解消に十分な議席数を獲得するものと予想される。

ドル・円相場については、参院選挙後も相場の景色は変わらず、ドルの先高観は維持されるとの見方が多い。米国連邦準備理事会(FRB)の資産購入プログラムの縮小、停止の場合は、時期、減額金額に応じて、ドル高・円安水準が上方修正される。クロス円レートについては、ドル高・円安が進行した場合、やや円安方向に振れる可能性が高まる。

株式市場では、参院選での自民優位は動かないことから、成長戦略を再評価する動きが出てくる可能性がある。ただし、法人税率の引き下げはある程度織り込まれており、一般個人が景気回復を実感できる政策が投入されない場合、株式の先高観はやや後退するとの声が聞かれている。《KO》

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