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米株式:下落、ホワイトハウスがバーナンキ議長の後任探しを開始
*23:34JST 米株式:下落、ホワイトハウスがバーナンキ議長の後任探しを開始
米株式市場
S&P500先物は朝方プラス圏で推移していたものの、24日の安値から形成していたライジング・ウエッジを崩すと現物はギャップダウンして寄り付いた。値動きの荒い展開が続くなかで、現在は下げ幅を縮小している。現物では、19日から24日までの短期間での売られすぎ後に27日まで買い戻しの動きが続き、60程値を戻していた。なお、ラッセル2000で見ればこの2日間の間非常に底堅く推移している。
バーナンキ氏の任期は2014年1月までとなるなかで、後任への思惑が増加している。27日引け後にウォール・ストリート・ジャーナル紙のヒルゼンラス氏のホワイトハウス(ルー財務長官)がバーナンキ議長の後任探しを開始していると報じている。レポートによればオバマ大統領がバーナンキ議長に3期目への依頼をすることは可能だが、友人や同僚も議長にその意思がないと見ているとのこと。
そもそもバーナンキ議長の後任への思惑が増加したのは17日のオバマ大統領へのPBSでのインタビューにおいてでの発言で、同氏が「バーナンキ議長は彼の希望よりも非常に長らく現職に留まっている」としたこと。氏が現職に留まりたい場合、再任するかとの質問には直接返答しなかった。
19日のプレスカンファレンスの際においては、メディアが2度も去就について質問してもバーナンキ氏は「プライベートなことには答えない」と拒否していた。
一方で、その後も関心は続いており、連銀幹部からもこの件に関した発言が見られ、27日にロックハート・アトランタ連銀総裁は「議長の交代は連銀による金融政策に影響を与えない」との見解を示している。
3週間後の7月17-18日には、バーナンキ議長による議会証言が予定されており、詳細が明らかにされるとも見られる。
前述のレポートでは、ヒルゼンラス氏は後任に最有力候補は現時点でいないもようだ、としながらも連銀での経験もあるイエレン副議長の名前を挙げている。イエレン副議長は、ドヴィッシュとして知られ、オバマ大統領の属する民主党員でもある。17日のオバマ大統領によるインタビュー後に、コンパス・ポイント・リサーチも「我々は、連銀での経験もあるイエレン副議長が後任に任命される可能性が高いと見る。引き換えに、ホワイトハウスはタカ派を2名幹部に指名するだろう。」との見解を示している。
マクロ経済においては、HSBCが新興国の陰りを背景に世界経済の成長予想を引き下げ、今年の成長予想を2%、来年を2.6%としている。
個別銘柄では、スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)が発表した決算は予想を上回っている。
海外では、上海銀行間出し手金利(SHIBOR)の急伸が報じられていた中国において当局がインターバンクの参加者を増やす計画だと報じられている。
S&P 500は6.39安の1606.81前後で推移、ナスダック総合指数6.39ポイント安の3395.47ポイント前後で推移、ダウ平均株価は94.25ドル安の14930.24ドル。(日本時間22時25分時点)。《KG》
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