「日本国債マーケットの眼は厳しい・・・に関する考察」

2013年6月28日 16:17

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:17JST 「日本国債マーケットの眼は厳しい・・・に関する考察」
今週水曜日、ヘッジファンド筋と思われる向きから短期債を売る動きが散見され、そ

のため日本国債のマーケットは多少なりとも動揺した。こうした動きについて、直後

にマーケットから聞えてきていたのは、今週金曜日に朝に発表される5月の全国CPI

が、強い数字となって現れ、脱デフレを意識することになるのではないか?との思惑

が働くことになるとの予想のようだったのである。


しかし、本日発表されたそれは、“横ばい”に留まる結果となった。


とはいえ、6ヶ月続いた“マイナス”にひとまず、終止符を打つこととなったのは評

価してよいことのはずだが、日本国債のマーケットの眼は厳しく、脱デフレに懐疑的

と見る向きの台頭を許すこととなったのである。


というのも、マーケットは、今回の“横ばい”が、電気料金の引き上げといった一時

的な要因や、燃料や食料品など輸入価格の上昇が指数の持ち直しに貢献したに過ぎな

いものだと、見透かしていたからだ。

日本国債マーケットの見る眼は厳しいのである。《FA》

関連記事