今日の為替市場ポイント:米国の量的緩和策

2013年6月28日 08:25

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記事提供元:フィスコ


*08:25JST 今日の為替市場ポイント:米国の量的緩和策

昨日27日のドル・円相場は、東京市場では97円57銭から98円38銭まで堅調推移。欧米市場では、一時98円57銭まで上昇し、98円36銭で取引を終えた。

本日28日のドル・円は、98円台で取引される見込み。日経平均株価の続伸が想定されることから、ドル・円は底堅い動きを続ける見込み。

27日は複数の米連邦準備制度理事会(FRB)の関係者が金融政策などについて話したが、ダドリーNY連銀総裁は、「もし経済がFRBの見通しを達成できなければ量的緩和(QE)が長期化する可能性がある」との見方を示したことに対して市場は反応したようだ。米国株式市場は、量的緩和策の長期化を望んでいることは間違いない。米経済がある程度回復し、雇用環境が改善すれば、FRBが量的緩和策を終了することは不自然ではないとみられている。

ただし、量的緩和策の長期化を望んでいる人達は、量的緩和策の終了は市場の混乱を招くとし、超緩和的な金融政策が変更されることを嫌っているようだ。量的緩和策によって米経済は回復しつつあるとの見方があるが、ごく一部の人達が大量の金融資産を保有している状況が出現している。株高になり、失業率はゆるやかに低下しても、多くの人が景気回復を実感できないのは日本も米国も同じとの声が聞かれている。《KO》

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