【株式市場】米FRB声明を受け金利上昇の懸念あり日経平均は反落模様

2013年6月20日 12:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  20日前場の東京株式市場は、米FRB(連邦準備制度理事会)議長声明を受けて様子見気分が強まり、日経平均は朝方に278円81銭安の1万2966円41銭まで下げ、総じて様子見の印象。

  金利上昇を懸念して三井不動産 <8801> などの不動産株が軟化し、自動車株や電機・精密株は安い銘柄と高い銘柄が混在。中で、ソニー <6758> は10時頃に株主総会を開始し注目を集めて堅調。材料株の物色は活発で、独社とリチウムイオン電池合弁と伝えられたGSユアサコーポレーション <6674> 、仕手色の強い極洋 <1301> や神栄 <3004> が強く、日本ラッド <4736> (JQS)は7月発売のクラウド関連新製品など材料に戻り高値。

 東証1部の出来高概算は14億8309万株、売買代金は1兆782億円。1部上場1716銘柄のうち、値上がり銘柄数は489銘柄、値下がり銘柄数は1112銘柄。業種別指数では水産・農林、鉄鋼、電力・ガス、空運、など5業種が高い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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