日経平均は米国株高で大幅反発スタート、投信設定も押し上げ要因に

2013年6月19日 09:30

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;13233.08;+225.80TOPIX;1104.36;+17.96

[寄り付き概況]

 日経平均は大幅に反発して始まった。上げ幅は200円を超え、13300円台に迫ってきている。18日の米国株式市場でNYダウが大幅に続伸したこと、為替市場で円相場が円安に振れていることを受けて買いが先行した。そのほか、大和証券投資信託委託が、「ダイワ 日本株ストラテジーα(通貨選択型)」を設定する。これによる買い需要なども押し上げ要因に。225先物は13270円と、シカゴ先物清算値(13210円)を上回って始まっている。セクターでは東証33業種全てが上昇して始まっており、前日に上昇率トップだった海運の上昇率が5%を超えている。そのほか、鉄鋼、保険、倉庫・運輸、パルプ・紙、医薬品、情報・通信、その他金融、非鉄金属などの強さが目立つ。売買代金上位ではトヨタ<7203>など主力処が全般堅調。半面、前日に強い値動きをみせていたソニー<6758>、群栄化<4229>は利益確定の売りが先行している。材料系では、シロキ工<7243>、共栄タンカー<9130>、第一汽<9132>、市光工<7244>などが強い。《KO》

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