日経平均は反落スタート、米国株安や円高で売りが先行

2013年6月17日 09:31

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;12584.37;-102.15TOPIX;1051.26;-5.19

[寄り付き概況]

 日経平均は反落で始まった。先週末の米国株式相場の下げや、円相場が朝方に1ドル94円10銭辺りまで円が上昇していることが嫌気され、売りが先行した。ただし、225先物は12550円で始まった後は、一時12650円まで切り返しをみせる局面も。セクターでは電力・ガスが上昇。国内で唯一稼働中の関西電力<9503>の大飯原子力発電所3、4号機が7月の新規制基準の施行後も、当面は運転を続ける公算が大きくなったと報じられていることが手掛かり材料に。その他製品、食料品、水産・農林、情報・通信、陸運、医薬品などが小じっかりで始まった。一方で、不動産、輸送用機器、証券、その他金融、電気機器、卸売などが売り先行。出来高上位では全般売りが先行するなかで、東電<9501>、芦森工<3526>、長谷工<1808>、新家工<7305>、カーバイド<4064>などが堅調。売買代金上位では、イーガン・ジョーンズがスプリント買収で賛成に回ったと報じられたことを手掛かりに、ソフトバンク<9984>が上昇。NTT<9432>、JT<2914>、SBI<8473>、ケネディクス<4321>が強い。《KO》

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