日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は315円高、銀行セクターはマイナス転換

2013年6月14日 13:11

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記事提供元:フィスコ


*13:11JST 日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は315円高、銀行セクターはマイナス転換

【日経平均は300円超の上昇、銀行セクターはマイナスに転じる】

13時10分現在の日経平均株価は、12760.91円(前日比+315.53円)で推移。日経平均は前引け値を若干下回って始まり、その後も上げ幅を縮めている。ランチタイムの225先物は、現物の前引け後は12800円を挟んでの推移が続いていたが、12時以降はじりじりと上げ幅を縮めており、現物の後場寄り付き直後には12690円を付けている。昼のバスケットは小幅に売り越しとの観測。為替市場では、ドル・円が94円80銭、ユーロ・円が126円70銭辺りで推移している。

セクターでは銀行がマイナスに転じてきており、証券辺りが下げに転じてくるようだと、利益確定の流れが強まりそうである。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100辺りまで減ってきており、前引けの8割弱から6割程度に。個別では、住石HD<1514>、河合楽器<7952>、日清製粉<2002>、ジャパンフーズ<2599>、関東天然瓦斯<1661>、横河電機<6841>、丸井G<8252>、ヒューリック<3003>などが堅調。

【ドル・円は94円94銭付近、日経平均株価の騰勢維持で下げ渋る】

ドル・円は94円94銭付近で推移。ドル・円は一時94円44銭まで売られたが、日経平均株価は騰勢を維持していることから、ドル・円は下げ渋っている。成長戦略の閣議決定は特に意識されていないが、日経平均株価の上げ幅縮小に対する警戒感は後退しており、ドル・円は底堅い展開になっている。

■今後のポイント

・日経平均株価は騰勢持続
・成長戦略の閣議決定に対する市場反応は限定的との見方

13時10分時点のドル・円は94円94銭、ユーロ・円は126円72銭、ポンド・円は149円02銭、豪ドル・円は90円88銭付近で推移。上海総合指数は、2152.96(前日比+0.21%)で前引け。《KO》

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