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記事提供元:フィスコ
*11:44JST 「アベノミクス」が失敗なら「アベゲドン」に転覆する可能性
UBS銀行ウェルス・マネジメントは最新リポートで、日本政府による大胆な金融緩和の実施「アベノミクス」について、慎重に対応しなければ、日本経済が景気停滞と物価上昇が同時に進行するスタグフレーションに陥れる危険性があるとの見方を示した。
UBSは、安倍政権が掲げている成長目標を達成できなければ、日本の債券市場からの資金流出が一段と加速する公算が大きいため、対国内総生産(GDP)の政府債務残高比率が現時点の226%から300%まで拡大する恐れがあると指摘。そうなれば10年債利回りは現在の0.86%から5%まで上昇する可能性があるため、日本はデフォルトに陥ることも否定できないとの見方を示した。
また、多くの外資機関投資家は、安倍総理が5日に発表した「第三の矢」について、日本が最も必要とされている労働市場の改革が軽く触られただけで、第三の矢が日本経済の回復につながるかどうか見極める必要があるとの見方が多い。
一方、きのうの日経平均の大幅下落について、第三の矢の内容に対する投資家の失望感が高まったほか、年金基金による株式などへの投資拡大が発表されなかったことも一因だと分析された。
《ZN》
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