【アナリストの眼】ビーマップ株価に底打ち感、無線LAN関連中心にクロスメディア好調で2ケタ増収増益

2013年6月4日 09:21

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

 モバイルコンテンツ配信インフラを提供するビーマップ<4316>(JQS)の3日株価は3100円安の9万6100円と軟調だが、5月27日の下値9万1700円に対し上で止まっており底打ち感が出ている。

 無線LANなどのシステム開発を提供するクロスメディア事業、鉄道・道路ナビゲーションシステムなどを提供するナビゲーション事業、コンビニ・駐車場向け遠隔監視システムなどを提供するモニタリング事業を展開している。5月14日発表の前期(13年3月期)業績(非連結)は前々期比26.3%増収で、営業利益、経常利益、純利益ともに黒字化した。通信キャリアの設備投資増加を受けてクロスメディア事業の無線LAN関連が好調に推移し、大型案件が相次いだことも寄与した。

 今期(14年3月期)の見通しは売上高が前期比17.8%増の15億円、営業利益が同21.6%増の90百万円、経常利益が同16.8%増の90百万円、純利益が同25.0%増の70百万円としている。大型案件が一巡するが、無線LAN関連を中心にクロスメディア事業が引き続き好調に推移する見込みだ。なお前期業績が中期経営計画を1年前倒しで達成した形のため、修正計画を近日中に発表する予定としている。

 株価の動きを見ると、5月15日の高値20万8400円から反落して5月27日には9万1700円まで調整したが、足元では10万円台に戻す場面もあり、下げ渋る展開となっている。6月3日の終値9万7500円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS2180円75銭で算出)は45倍近辺、実績PBR(前期実績BPS2万5368円00銭で算出)は3.8倍近辺である。

 日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると13種移動平均線近辺で下げ渋る展開である。短期調整が一巡してサポートラインを確認する形だろう。反発局面が期待されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展) (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【アナリストの眼】アドバンスト・メディアの今期はコールセンター、調剤薬局向け好調で増収、多言語対応への開発費増加などで営業損失、株価は陽線連続で強張る(2013/06/03)
【村山貢司の気象&経済歳時記】夏物商品本番!だが夏の初めと後半では違ってくる(2013/06/02)
【話題】米国の量的緩和終了とマーケットへの影響(2013/06/02)
【アナリストの眼】先物の仕掛けに身構え慎重姿勢続く、7日に米国雇用統計発表控え手控えに拍車(2013/06/02)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事