日経平均は続伸スタート、出遅れセクターへの物色が継続/寄り付き概況

2013年5月22日 10:46

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記事提供元:フィスコ

日経平均;15440.69;+59.67

TOPIX;1277.03;+6.64

[寄り付き概況]

 日経平均は続伸で始まり、15500円を上回ってきている。米国で量的緩和縮小への懸念が後退し、NYダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大証比85円高の15485円を付けており、これにサヤ寄せする格好でのギャップ・アップに。セクターでは、鉄鋼、繊維、非鉄金属、卸売、空運、機械、電気機器、輸送用機器などが上昇。一方で、不動産、その他金融、サービスなどに利益確定の流れ。このところの出遅れているセクターへの物色が続いている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに上昇しているが、大型株指数の強さが目立つ。売買代金上位では、昨日ストップ高を付けた三菱自<7211>が10%超の上昇。ソニー<6758>、トヨタ<7203>、キヤノン<7751>、GSユアサ<6674>、コマツ<6301>、日揮<1963>、NTT<9432>が堅調。半面、東電<9501>、シャープ<6753>、ソフトバンク<9984>、アイフル<8515>には利益確定の売りが優勢。

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