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【編集長の視点】佐鳥電は連日の高値、5月期好配当利回り株には期末の配当権利取りが優勢
<マーケットトーク>
佐鳥電機 <7420> は、8円高の597円と4営業日続伸し、連日の年初来高値更新となっている。5月28日の配当権利付最終日を前に期末の配当権利を取る買い物が続いており、今2013年5月期業績は、下方修正が相次いだが、期末配当10円、年間配当20円は維持されるとの信頼感がベースとなっている。
東証1部の5月期決算の好配当利回り株は、同社のほか今年4月に業績の上方修正と増配を発表したタクトホーム <8915> が、寄り付き安のあと800円高の19万5400円と3日ぶりに反発してもみ合い、ジェイコムホールディングス <2462> が、15円高の971円と反発、ミタチ産業 <3321> が、10円安の551円と続落、三益半導体工業 <8155> が、6円高の1079円と反発、日本オラクル <4716> が、60円高の4540円と続伸するなど高安マチマチだが、総じて買い優勢となっている。
佐鳥電機の5月期業績は、昨年12月にPC市場を中心にする海外事業の回復遅れや半導体メーカーなどの設備投資抑制などを理由に期初予想を下方修正、さらに今年4月にこの厳しい経営環境に対応するために事業構造改革を実施、希望退職者を募集したことなどでこの費用8億6700万円を計上して純利益を再下方修正、純利益は、21億円の赤字(前期は1億5000万円の黒字)と水面下に転落した。この間、この相次ぐ業績下方修正の経営責任をとって役員報酬の減額を2回も発表したが、配当については年間20円の変更発表はなかった。
このため株価は、4月の純益再下方修正では悪材料出尽くし感を強めて年初来高値まで100円高した。PER評価では投資採算圏外となるが、PBRは0.3倍と割り負けており、配当利回り3.3%水準での配当権利取りをサポートしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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