アールテック 今期は増収増益を計画、株式分割で投資家層は拡大も

2013年5月21日 11:09

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記事提供元:フィスコ

[個別銘柄ショートスナップ]

09:49JST <4573> アールテック 538000 -6000

 アールテックウエノ<4573>は、眼科・皮膚科向け医薬品開発に強みを持ち財務基盤がしっかりし、着実に利益を確保している創薬ベンチャー。自社開発品の「レスキュラ点眼液0.12%」は世界初の緑内障・高眼圧症治療薬。非臨床段階での研究開発から、承認申請用データ取得、さらに製品の商業生産に至るまで、ニーズに応じた受託製造サービスを手掛けている。

 14年3月期売上高は前期比9.6%増の49.9億円、営業利益は同23.8%増の9.7億円と増収増益が計画されている。米国、EU地域、日本・アジア・オセアニア地域における「AMITIZAカプセル」の独占的製造供給権を保有、スキャンポ社のグローバル展開にともない今期より同社の受託製造売り上げの増加が見込まれる。「AMITIZAカプセル」は、各国により適応が異なるが慢性特発性便秘症、便秘型過敏性腸症候群、オピオイド誘発性便秘症の医薬品、なお日本では、便秘薬として32年ぶりの新薬となる。

 中長期的には、2013年3月より第3相臨床試験が始まった疾患網膜色素変性治療薬「UF-021点眼液(製品名: オキュセバ)」に期待、承認されれば日本発・世界初の新薬となる。「オキュセバ」に続く成長エンジンとして遺伝子組換え人血清アルブミン「RU-101」が米国にて第1/2相臨床試験を5月より開始。こちらも日本発・世界初の生物製剤によるドライアイの治療薬として期待がかかる。今後は、豊富なパイプラインをもとにニーズにあった医薬品開発でグローバル展開をしていく方針。

 なお、6月30日を基準日として、1:200の株式分割を実施し、同時に売買単位を100株とする単元株制度を採用する。株式分割による最低投資金額の引き下げに伴い、投資家層の拡大や流動性の向上が見込まれよう。

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