日経平均は大幅反発、約5年ぶりに1万5000円台を回復/相場概況

2013年5月15日 15:18

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記事提供元:フィスコ

[相場概況]

15:07JST 日経平均は大幅反発、約5年ぶりに1万5000円台を回復

 日経平均は大幅反発。円安進行や世界同時株高が追い風となり、自動車や電機、メガバンクを中心にコア銘柄への資金流入が継続した。大型株が指数を牽引し、日経平均は2007年12月28日以来、約5年4ヵ月ぶりに1万5000円台を回復。

 大引けの日経平均は前日比337.61円高の15096.03円となった。東証1部の売買高は57億5284万株、売買代金は4兆4701億円。業種別では、輸送用機器や保険、電気機器、食料品、ガラス・土石、精密機械、小売、銀行などが上昇。一方、その他金融や建設、不動産、サービス、証券などが軟調だった。

 個別では、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などメガバンクが強い動きとなった。また、ソニー<6758>が大幅高となったほか、パナソニック<6752>や東芝<6502>などハイテク関連株も買い優勢に。その他、ソフトバンク<9984>やNTT<9432>、JT<2914>などディフェンシブ関連株も堅調。一方、決算発表を通過しシャープ<6753>が大幅安。また、長期金利が一時0.9%台に乗せたことを受けて、三井不<8801>や三菱地所<8802>、住友不<8830>など不動産株が逆行安となった。

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