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日経平均は続落、決算内容を手掛かりとした個別株物色が中心に
記事提供元:フィスコ
[相場概況]
15:05JST 日経平均は続落、決算内容を手掛かりとした個別株物色が中心に
日経平均は続落。好決算を発表した野村HD<8604>が堅調であった一方、上期の大幅減益見通しを発表したファナック<6954>が大幅安となるなど、決算内容を手掛かりとした物色が中心となった。連休の谷間で機関投資家の動きがやや鈍い中で、マザーズ指数は8%超の大幅高となり、短期資金は新興市場の中小型株へと向かう格好に。
大引けの日経平均は前日比23.27円安の13860.86円となった。東証1部の売買高は34億474万株、売買代金は2兆8362億円。業種別では、輸送用機器や電気機器、パルプ・紙、非鉄金属、ゴム製品などが軟調。一方、証券や空運、鉱業、石油・石炭、建設、その他金融、情報・通信、機械、保険などが堅調だった。
個別では、ファナックのほか、ホンダ<7267>やマツダ<7261>など自動車株が決算発表を受けて軟調だった。また、円高進行が嫌気され、ソニー<6758>やキヤノン<7751>など、ハイテク関連株もさえない動き。一方、野村HDのほか、前期業績の上方修正を発表した三井住友<8316>など金融関連株が堅調。その他、JAL<9201>やANA<9202>など、大手空運株が買い優勢となった。
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