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【アナリストの眼】人材サービスのエスプールは景気回復に伴って派遣需要やコールセンター需要に拡大、08年の386円目指す
<業績&株価分析>
人材サービスのエスプール<2471>(JQS)に注目したい。株価は3月の高値圏から反落したが調整一巡感を強めている。今期(13年11月期)の好業績見通しを評価して上値を試す可能性があるだろう。
ビジネスソリューション事業(ロジスティクス関連やセールスプロモーション関連のアウトソーシング受託)、人材ソリューション事業(コールセンター業務や携帯電話販売支援業務などの人材派遣サービス)を展開している。今期連結業績については前期比65.8%営業増益で、純利益は黒字化を見込んでいる。4月5日発表の第1四半期(12年12月~13年2月)は大型案件の受注がなく、稼働数増加に至らなかったため前年同期比3.2%減収だったが、ネット通販市場の拡大を追い風として、通期ではビジネスソリューション事業のロジスティクス関連(発送代行サービスやセンター運営代行サービス)の受注が拡大し、増収効果で営業損益が大幅に改善する見込みとしている。景気回復に伴って派遣需要やコールセンター需要が広がる可能性も高く、受注単価の上昇や積極的な拠点拡充効果の寄与も期待されるだろう。
なお4月1日には、店頭販売促進活動を支援するマーチャンダイジング事業を開始したと発表している。既存事業とのシナジー効果が期待され、今年度中に10社の受注を目指すとしている。
株価の動き(12年12月1日付で1株を100株に株式分割)を見ると、3月中旬に動意付いて直前の220円近辺から3月12日に380円、そして3月28日にも379円まで急騰する場面があった。その後一旦反落したが、足元では300円台を回復する場面があり、短期調整一巡感を強めている。4月25日の終値296円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS19円47銭で算出)は15~16倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS55円18銭で算出)は5倍近辺である。
日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復している。さらに週足チャート見ると13週移動平均線近辺から反発している。サポートラインを確認した形であり、強基調への回帰が期待されるだろう。12年7月の330円を突破して先高感も強めており、08年9月の386円を目指す動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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