関連記事
【アナリストの眼】ティムコはシーズンストックで注目場面、今期黒字転換、PBRわずか0.3倍
<業績&株価分析>
フィッシング用品のティムコ <7501> (JQS)の株価が動意付いている。今期(13年11月期)収益改善見通しと低PBRが注目されたようだ。10年から続いた長期ボックス展開から上放れの動きを強めており、一段高の可能性もあるだろう。
フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。4月5日発表の第1四半期(12年12月~13年2月)の業績(非連結)は、売上高が前年同期比13.7%減収となり、営業利益は63百万円の赤字だった。フィッシング事業については、一部地域で放射線風評被害の影響が残っていることに加えて、例年にない記録的な降雪量で冬場の釣りが影響を受け、特にルアー用品が苦戦した模様だ。アウトドア事業も12月以降の気温低下の影響を受けた模様である。
通期見通しについては前回予想を据え置いて、売上高が前期比6.5%増の29億86百万円、営業利益が42百万円(前期6百万円の赤字)、経常利益が44百万円(同3百万円の黒字)、純利益が11百万円(同79百万円の赤字)としている。アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組む方針である。売上総利益率の改善も期待されるだろう。
株価の動きを見ると、安値圏500円台半ばでのボックス展開だったが、足元で動意付いて4月19日には630円まで急騰した。今期の収益改善見通しを評価するとともに、低PBRの出遅れ株を物色する動きのようだ。4月23日の終値604円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS3円93銭で算出)は154倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績のBPS2374円43銭で算出)は0.3倍近辺である。
12年10月の612円、11年9月の619円、そして11年7月と8月の620円を一気に突破して、11年5月の674円に接近している。また月足チャートで見ると、10年以降の長期ボックス展開から上放れの動きも強めているため、11年5月の674円を突破すればトレンド好転を確認して一段高の可能性もあるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【狙い場・買い場】第一実業は前期減額は織込み済み、今期は円安メリットも(2009/04/22)
・【アナリストの眼】創薬のアールテック・ウエノ、アミティーザが日米で販売好調、新薬開発も着々、2月高値に挑戦(2009/04/22)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
