【アナリストの眼】クラウディアの2月中間期は増収増益、式場事業好調、利回り、PERとも割安

2013年4月16日 09:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  クラウディア <3607> に注目したい。ウェディングドレスの製造・販売・レンタル、結婚式場の運営などを展開している。株価は3月高値から一旦反落したが、今期(13年8月期)好業績見通しを評価して3月高値を試す動きを強めている。

  4月2日発表の今期第2四半期累計(12年9月~13年2月期)連結業績は、売上高が前年同期比4.1%増、営業利益が同4.8%増、経常利益が同7.7%増、純利益が同34.8%減だった。純利益は固定資産売却益一巡で減益だが、式場事業で「アイネスヴィラノッツェ沖縄」の好調や「ル・センティフォーリア(大阪市)」の新規運営効果が寄与して増収営業増益だった。

  通期見通しについては前回の予想を据え置き、売上高が前期比4.3%増の153億40百万円、営業利益が同35.5%増の14億70百万円、経常利益が同36.2%増の15億10百万円、純利益が同3.4%増の9億40百万円としている。式場事業の好調に加えて、新規ブランド取扱によるホールセール事業でのラインナップ強化効果、国内ショップ事業での新規出店効果、海外生産工場での原価低減効果に加えて、システム関連の一時的費用一巡も寄与して大幅営業増益見通しとしている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.7%、営業利益が46.7%、経常利益が47.8%、純利益が45.8%であり概ね順調な水準だろう。

  株価の動きを見ると、3月25日に1420円まで上値を伸ばして11年1月の戻り高値1426円に接近した。その後は通期見通し据え置きも嫌気する形で4月3日に1214円まで調整した。ただし足元では1300円台後半に戻して上値を窺う態勢となっている。利益確定売りが一巡して好業績見通しを再評価する動きのようだ。4月15日の終値1360円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS204円03銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1499円33銭で算出)は0.9倍近辺である。

 日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認する形となった。強基調を維持しているようだ。指標面に割安感があり、好業績見通しを評価して3月高値を試す動きを強めるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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