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毎日コムネット:マンションの4月入居率は8年連続で100%を達成
■第3四半期は減収ながら、売上原価、販管費が減少したことから大幅増益
毎日コムネット <8908> (JQS)は、大学生専用のマンション開発と管理を行う不動産ソリューション事業と学生生活支援事業を展開している。
不動産ソリューション事業では、地方から東京の大学に進学する学生にターゲットを絞り、東京での学生生活に欠かせないマンションを提供することで、子供を送り出す親の不安を解消していることから、今期も同社が管理しているマンションの4月入居率は8年連続で100%を達成している。
そのような状況で、11日に同社の13年5月期第3四半期連結業績が発表された。売上高66億27百万円(前年同期比2.8%減)、営業利益2億97百万円(同117.0%増)、経常利益2億16百万円(同411.3%増)、純利益1億21百万円(同146.5%増)と今期はマンション開発が少なかったことから減収となったが、利益面では、売上原価、販管費が減少したことから大幅増益を確保した。
通期業績予想については、事業が計画通りに推移していることから当初予想を据え置いている。
話題としては、大学に進学する塾生が毎年約5万人いる河合塾グループとの業務提携、大学が同社の学生マンションスキームを活用して国際学生寮を開発する案件等もあり、学生マンションに関しては同社の独壇場となっていることから今後も事業拡大が期待できる。
株価チャートを見ると高値圏にあるが、指標的にはPER(今期予想)16.6倍、PBR(実績)1.38倍、配当利回り1.9%と割安といえる。06年9月26日の終値1000円を最後に三桁で推移しているが、年々学生マンションの管理戸数は拡大し、今後も順調に事業の拡大が見込めることから、四ケタを意識した動きが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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