【株式評論家の視点】ダルトンは中期計画の成長性を取り込む相場へ、投資指標は割安が顕著

2013年3月29日 11:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ダルトン<7432>(JQS)が出直りのタイミングにさしかかってきた。同社は環境汚染防止のための高性能の排水処理機、細菌や微生物を扱う精密実験で各種汚染を防止するバイオハザード対策設備、そして小・中・高等学校の理科実験台や調理実習台といった教育施設用設備などの研究施設部門を抱えていることで、復興関連株としての視点から1月8日に237円の高値を示現した。

  ただ、復興関連株の中では傍流と言うことで人気は長続きせず、そこから整理局面入り。その後2月15日の141円で底打ちを完了、1月高値からもうすぐ3ヶ月を通過することで、値幅に続いて日柄面でも整理終了のニュアンスが強くなってきた。

  今2013年9月期は営業利益6億100万円と、前期比44.3%の大幅増益が見込まれている。それにも関わらずPERは8.2倍に過ぎないし、PBRは0.6倍の低水準。今後の本格的な訂正高はタイミング待ちと言える。

  同社は2019年に創業80周年を迎える。2010年のイトーキ <7972> との資本・業務提携、その後の提携強化を第二の創業と位置づけ、創業80周年のあるべき姿をプランニングした中期経営計画を策定した。

  コアである研究施設機器分野の利益率向上、安定成長とサブ事業である粉体機械分野の売上高拡大がその骨子。粉体機械分野は大手製薬会社や自動車メーカーをはじめ、さまざまな産業に供給しているが、今後は医薬製薬、食品飲料の業界をグループの重点市場として販売を強化する。

  中間地点の2015年9月期に営業利益8億7000万円(今期予想6億1000万円)、そして2019年9月期に営業利益20億円を目指す。中期プランを評価する形で株価も飛躍を目指していくことになりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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