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【注目銘柄】建設技術研究所は国土強靭化計画の追い風、株価に弾み
建設コンサルタント大手の建設技術研究所<9621>(東1)に注目したい。老朽化インフラ補修・更新など国土強靭化計画が追い風である。これを材料視する形で株価は11年4月の戻り高値を突破した。上値追いの展開に弾みが付きそうだ。
今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比9.2%増の355億円、営業利益が同27.3%増の12億円、経常利益が同20.7%増の13億円、純利益が同27.2%増の7億円としている。前期の受注高が前々期比19.3%増の377億07百万円と好調だったことで受注残高が高水準であり、コスト削減効果も寄与する見込みだ。
中期計画では防災・減災計画関連、都市計画関連、環境関連などを重点分野と位置付け、港湾や水道などへの参入も推進する方針を掲げている。12年度補正予算と13年度予算案で公共投資が増加し、中期的にも老朽化インフラ補修・更新など国土強靭化計画が追い風となるだろう。
株価の動きを見ると、2月15日に564円まで調整したが、すぐに切り返して強基調の展開となった。3月11日には649円を付けて12月25日の644円を突破し、3月21日には689円まで上値を伸ばして11年4月の戻り高値670円も突破した。今期好業績見通しや国土強靭化計画を材料視する動きだろう。3月21日の終値684円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS49円50銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1429円83銭で算出)は0.5倍近辺となる。
日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発して戻り高値を突破した。過熱感を冷ますための短期調整が一巡して上昇トレンドを確認した形だろう。700円台回復は射程圏であり、上値追いに弾みがついて07年12月以来の800円台も視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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