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【注目銘柄】東洋建設は減額織込む、公共投資追い風に来期を期待
海洋土木工事が主力の東洋建設<1890>(東1)に注目したい。2月8日に今期(13年3月期)見通しを減額修正したが、公共投資増加が追い風であり、来期(14年3月期)の収益拡大を期待して株価は再動意の形となってきた。
今期連結業績見通しについては、前回予想に対して売上高を30億円減額して前期比20.4%増の1300億円、営業利益を6億円減額して同48.2%増の28億円、経常利益を5億円減額して同66.1%増の20億円、純利益を3億円減額して同8.8%増の13億円とした。国内建築事業での一部工事の進捗遅れが主因だが、増収増益は確保する模様だ。来期以降については老朽化インフラ更新需要など公共投資の増加が追い風となるだろう。
なお第2回優先株式の普通株式への転換が完了したことに伴い、発行済株式総数を適正化するため昨年10月1日付で株式5株を1株に併合し、単元株数を1000株から100株に変更している。
株価の動きを見ると、1月10日の戻り高値332円から反落し、今期減額修正も嫌気して2月15日の273円まで調整したが、足元では300円近辺に戻して再動意の構えを見せている。公共投資増加を追い風とする収益拡大を期待する動きだろう。3月6日の終値299円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS12円50銭で算出)は24倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS278円35銭で算出)は1.1倍近辺である。
日足チャートで見ると、短期的な抵抗線となっていた25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発した。サポートラインを確認した形だろう。公共投資関連、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質(セシウム)除染関連とテーマ性も豊富である。2月以降は建設セクター全般に物色一巡感を強めていたが、再動意で1月の高値を試す展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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