【株式評論家の視点】チムニーは今期も連続増益見通し、株価の割安さが顕著

2013年2月18日 11:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  チムニー <3178> (東2)は割安買いが流入してもおかしくない水準に達した。昨年12月14日に新規上場され、当日に957円の高値を示現した。当日に活発な商いをこなした余波で以後は調整局面に入っているが、連続増益基調にある中で、PERは9.1倍に過ぎない。ひとたび出遅れの買いが向かえば、追随買いを誘って出直り鮮明化の流れが確立されていきそう。

  前2012年12月期は営業利益32億8900万円と、前々期比13.2%増益を達成した。続く今2013年12月期も営業利益35億2000万円、前期比7%増の見通しだ。メニューの改定などを積極的に行い、主力の居酒屋事業が好調なことが要因。

  さらに、愛媛県八幡浜市に水産会社を立ち上げ、前期から本格的に海鮮類を仕入れ、品質アップ、量の安定的確保、原価低減などに効果を現している。また、企業や官公庁内の食堂の運営を行うコントラクト事業店舗も前期末で97店舗に拡大してきている。上場で得た資金で店舗拡大に積極的に取組んでいく方針。チャートもダメ押しを完了し、後は戻りを待つだけだ。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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