シード:株価急上昇の中、第3四半期連結業績を発表

2013年2月14日 09:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■2ケタ増収大幅増益で黒字転換、経常利益は前年同期比301.2%増

  コンタクトレンズのシード <7743> (JQS)は、使い捨てコンタクトレンズ「シードワンデーピュアうるおいプラス」のヒットで業績も順調に推移していることから、12年4月には200円台だった株価が今年の2月12日には1,310円と6倍以上に上昇している。

 そのような状況の中で、13日同社の第3四半期連結業績が発表された。売上高111億57百万円(前年同期比18.8%増)、営業利益6億48百万円(同248.1%増)、経常利益5億99百万円(同301.2%増)、純利益7億22百万円(前年同期△1億21百万円)と2ケタ増収大幅増益で黒字転換となった。最終利益が大幅に伸びているのは、受取和解金4億62百万円の計上による。

  注目のコンタクトレンズ・ケア用品の業績は、売上高99億20百万円(前年同期比28.0%増)、営業利益10億57百万円(同136.5%増)と大幅増収増益であった。

  眼鏡は、主力フレームの「ビビッドムーン」、「プラスミックス」の秋冬モデルの新作を投入したものの、市況の冷え込みの影響は想定以上に厳しく売上高は9億25百万円(同13.0%減)、営業利益△60百万円(前年同期34百万円)と減収減益で赤字幅拡大。

  その他は、子会社携帯電話部門で、スマートフォンの前年度の大幅な出荷増の反動により、売上高3億10百万円(前年同期比46.0%減)、営業利益△54百万円(前年同期△40百万円)と減収減益で赤字幅拡大となった。

  しかし、全体では、コンタクトレンズ・ケア用品が大幅増収増益であったことから眼鏡、その他の不振をカバーし、造酒増益となった。

  通期連結業績予想は、売上高150億円(前期比18.4%増)、営業利益7億円(同106.3%増)、経常利益6億90百万円(同132.5%増)、純利益9億50百万円(同407.1%増)と大幅増益を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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