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ピックルスコーポレーション:西日本への売上拡大を目指し、今年は広島県に新工場建設を計画
■第3四半期の売上は前年同期を上回る2ケタの増収
ピックルスコーポレーション <2925> (JQS)は9日、今期第3四半期連結業績を発表した。
売上高183億27百万円(前年同期比12.9%増)、営業利益8億18百万円(同1.2%減)、経常利益8億72百万円(同2.1%減)、純利益5億14百万円(同0.5%増)と増収で最終増益となった。
同社グループは、全国の製造・販売拠点を活用した営業活動、CMなどの広告宣伝活動及び売場提案などの販売促進活動を積極的に実施し、既存得意先への拡販や新規取引先の開拓を行った。また、九州地区の営業活動を強化するため、平成24年4月に福岡営業所を開設した。製品開発面では、イタリア料理シェフ川越達也氏とのタイアップ商品「川越達也オススメキムチ」や「川越達也オススメ辛口キムチ」、ピザーラとのコラボレーション商品「ご飯がススムイタリアンキムチ」などの開発を行った。また、「ご飯がススムキムチ」や「なまらうまいキムチ」の商品リニューアルを実施した。
その結果、前年同期を上回る2ケタ増収を達成しているが、第1四半期の原料野菜の高騰の影響もあり、営業利益、経常利益共に減益となった。しかし、最終利益については増益となっている。
今後は、西日本への売上拡大を目指し、13年には広島県に新工場の建設を計画している。そのため、今後は、全国での同社製品の浸透が進むと予想されるため、売上の拡大が予想される。
今2月期連結業績予想は、売上高239億円(前期比10.7%増)、営業利益9億80百万円(同0.3%減)、経常利益10億65百万円(同0.2%減)、純利益5億95百万円(同0.6%増)を見込んでいる。
9日の株価は、574円。株価指標は、予想PER6.17倍、PBR0.56倍、配当利回り2.09%と割り負け感が強く、しかも今期の広島工場建設により、九州、四国、中国地方の売上拡大が予想されることから、株価の反発が期待できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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