【株式評論家の視点】細田工務店は提案型商品の販売を促進、売上げ急増の局面を迎える

2012年12月28日 11:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  細田工務店 <1906> (JQS)は建設株見直しの流れに乗り、浮揚力を強めてきた。今2013年3月期の9月中間決算が営業損失1億1500万円(前年同期3億2700万円の損失)と低調だったため、株価が思いのほか売り込まれていたことで、戻り売りの圧迫が薄く、出直りも力強いものになっている。

  9月中間決算は利益こそ低調だったが、売上げは101億3100万円と、前年同期比92.2%もの大幅増収を記録した。「都市型3階建ての家」、「15坪からの都市型住宅」など提案型商品の販売を推進し、法人受注では、新規法人への受注活動を積極的に行ったことが奏功した。ただ、前期は自粛していた広告宣伝活動を再開、販売管理費が前年同期の15億3500万円から16億4100万円に急増、これが減益の要因である。

  そのため今期後半の営業利益は10億2500万円と、前年同期比約8倍の急回復が見込まれている。こうした流れは当然来期にも引き継がれる公算が大きい。相場は来期の好調もにらんだ展開に足を踏み入れつつある。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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