トルストイの最高傑作「アンナ・カレーニナ」が、キーラ・ナイトレイ、ジュード・ロウら豪華キャストで映画化

2012年12月24日 10:20

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記事提供元:ファッションプレス


ロシアの19世紀を代表する文豪であるレフ・トルストイの最高傑作「アンナ・カレーニナ」が、キーラ・ナイトレイ、ジュード・ロウらをキャストに迎え映画化される。2013年3月29日より、全国ロードショー。


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ドストエフスキー、イワン・ツルゲーネフと並び、19世紀ロシア文学を代表する小説家で思想家でもあるトルストイ。その彼が描く、美しくも哀しい愛の物語を、『プライドと偏見』『つぐない』のジョー・ライト監督、『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞を受賞したトム・ストッパード脚本で完全映画化。ロマンティックを極めた愛の顛末と奥深い人間ドラマはそのままに、斬新かつ独創的で絢爛豪華な演出が光る。



ジャクリーン・デュランがデザインを務めるゴージャスでラグジュアリーなファッションも見どころのひとつ。



時代設定は1870年代のロシアの社交界だが、ライト監督の意向もあり、ジャクリーンは1870年代のシルエットに1950年代のディオールバレンシアガに見られるシックでエレガントなスタイルを取り入れた。例えば、1870年代のスカートに50年代風のボタンダウンのジャケットをコーディネイトしたキーラ・ナイトレイの衣装が象徴的だ。



また、ファッションアイコンとしてシャネルバーバリー プローサムディースクエアードエミリオ・プッチ各メゾンのコレクションにも引っ張りだこのイット・ガール、カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)がソロキナ嬢(Princess Sorokina)役で映画女優デビューしている。



物語の舞台は19世紀末のロシア。満ちあふれる美貌を持つ、政府高官のカレーニン(ジュード・ロウ)の妻であるアンナ・カレーニナ(キーラ・ナイトレイ)はサンクト・ペテルブルクの社交界の華。ある日彼女はモスクワへと旅立つ途中で、騎兵将校のヴロンスキー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と出会う。一目で惹かれあう2人。必死で平常心を保とうとするアンナだが、舞踏会で再会した2人は、もう情熱を止めることができなかった。アンナは欺瞞に満ちた社交界と家庭を捨て、ヴロンスキーとの破滅的な愛に溺れていく――。



豪華キャストの競演はもちろん、息もつけないロマンスの行方、比類なき映像など、目に入るもの全てに圧倒される作品。贅沢な感動を味わいに、ぜひとも劇場に足を運びたい。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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