【編集長の視点】福証Q上場のグランディーズの初値は368円、公開価格を8円上回る

2012年12月21日 11:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  グランディーズ <3261> (福Q)が、きょう21日に地盤ネット <6072> (東マ)と並んで今年IPO(新規株式公開)のラストバッターとして福岡証券取引所Qボードに新規上場された。前日20日に東証マザーズに続いて福Qに重複上場したモバイルクリエイト <3669> (東マ、福Q)を除くと、福証Q単独上場は、2007年8月上場の日創プロニティ <3440> (福Q)以来となる。

  公開価格は360円、公開株式数は株式売出しはなく公募増資のみに25万株となっている。初値は寄り付きと同時に公開価格を8円、2%上回る368円でつけ、その後は、379円まで買い進まれ売り買いが交錯している。

  建売住宅や投資用・分譲マンションを販売する不動産会社としてオールドエコノミー業態で新規性はなく、地方市場のハンディもあるが、公開価格がPER6倍台と超割安で資金吸収額がわずか9000万円にとどまり、今後の消費税引き上げで駆け込み需要も予想されることなどが買い評価され、公開価格をクリアする初値形成につながった。

  同社は、大分県を地盤に一次取得者向けの建売住宅と個人富裕層向けの1棟単位の投資用マンションや、若年ファミリー層、単身者向けの分譲マンションの販売事業を展開している。建売住宅では中心価格帯を1800~1900万円台と低価格に設定、好品質、デザインや色調は斬新とする商品特性を訴求している。投資用マンション「レスコ」シリーズは、1棟当たり16~30室程度とし、販売価格も1~3億円前後に設定している。

  今12月期業績は、売り上げ11億7600万円(前期比79%増)、経常利益1億2300万円(同2.1倍)、純利益6000万円(同41%増)、1株利益59.5円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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