【株式評論家の視点】ナカノフドー建設は需給も業績も良好、信用取組にも厚み

2012年12月20日 11:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ナカノフドー建設 <1827> が軽快な上昇リズムを刻み、上値指向のトレンドに乗っている。トンネルや高速道、橋梁などの老朽化、あるいは近く発足する安倍首相のもとで復興関連事業が拡大するなど、好環境下にある建設株の軽量株を物色する流れに乗ったもの。

  今はまだ建設株一斉高の状況だが、上げ一巡後は選別の動きが強まることが予想される。その際の選別基準は取り組みと業績。同社の取り組みは12月14日申し込み現在で売り60万株、買い81万株と次第に取組みが厚みを増している。まさに前週から売り残が増加してきた段階で、売り方はかなり高い株価位置を売っている。踏み上げ相場への需給が醸成されていると言える。

  今2013年3月期の業績については、海外工事の進捗などにより9月中間決算の営業利益は4億円から5億1000万円と前年同期比68%増へ増額修正された。今後は据え置きとなった通期の営業利益17億円(前期2億2900万円)の増額期待が強まる方向が予想される。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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