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【アナリストの眼】鉄鋼専門商社の清和中央HD、市況低迷も販売数量堅調
<業績&株価分析>
清和中央ホールディングス <7531> (JQS)は、鉄鋼専門商社で西日本が地盤の清和興業や東日本が地盤の中央鋼材を傘下に置く持株会社である。
今期(12年12月期)連結業績見通しについては、8月6日に下方修正を発表して売上高が前期比4.8%減、営業利益が同98.9%減、経常利益が同48.7%減、純利益が同19.4%増の見込みとしている。復興関連需要も寄与して建設向けを中心に販売数量は堅調な模様だが、鋼材市況が想定以上に低迷しているため、利鞘が縮小する見込みだ。通期会社予想に対する第3四半期累計(1~9月期)の進捗率は、売上高が74.6%と概ね順調な水準だった、利益面は低水準であり再度の下振れの可能性もあるだろう。
ただし来期(13年12月期)については、中国の景気底入れで鉄鋼需要が上向けば、国内鋼材市況にもプラス要因として働きそうだ。収益改善が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、売買高が少なく6月中旬以降は安値圏の8500円近辺に張り付いた状態が続いている。12月10日の終値8490円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS48円52銭で算出)は175倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は0.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2315円17銭で算出)は3.6倍近辺となる。
今期業績悪化見通しを織り込んでほぼ底値圏と考えられる。出直りは国内鋼材市況が上向くなどの好材料待ちだが、中国の景気底入れ感が国内鋼材市況上昇への思惑に繋がる可能性があるだろう(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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