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【株式評論家の視点】富士フイルムHDは今期減額でも増益、PBR0.4倍は超割安
<銘柄の見所>
富士フイルムホールディングス <4901> の戻り相場に拍車がかかってきた。これまで4度にわたり底値調べを余儀なくされる波乱場面を経験し、下値は岩盤の様相を呈していたが、ここ個人投資家の買いが流入し、上値追いに拍車がかかり始めた。
抵抗ラインとして働いていた6月25日の1530円を抜き去り、チャートはおおもみ離れのパターンに入ってきた。長い低迷相場を経験しているだけに、株価上昇は持続性をもったものになる可能性が強い。
イメージングソリューション(カラーペーパー、デジタルカメラなど)におけるデジタルカメラの第2四半期の落ち込みやドキュメントソリューション(事務機器など)における欧米市場での急ブレーキなどから、今2013年3月期の営業利益は1400億円から1250億円に引き下げられた。しかし、これでも前期の1129億円に比べては増益である。しかもインフォメーションソリューション(医療機器や電子材料など)とドキュメントソリューションの増益が牽引するかたちで、来期以降は増益ピッチに拍車がかかる見通しにある。そうした中でのPBR0.4倍という低さは、ここからの訂正高の余地が大きいことを示している。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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