関連記事
【アナリストの眼】インフォメーションクリエーティブまず08年の710円目指す
<業績&株価分析>
独立系情報サービス会社のインフォメーションクリエーティブ <4769> (JQS)に注目したい。今期(13年9月期)好業績見通しを評価して、株価は第一目標で08年1月以来の高値(710円)が視野に入りそうだ。
前期(12年9月期)業績(非連結)は、売上高が前々期比5.2%増、営業利益が同19.0%増、経常利益が同20.1%増、純利益が同18.4%増の増収増益だった。主力のソフトウェア開発事業はWeb系システム開発の受注増などで同6.6%増収、システム運用事業は官公庁向けの受注増などで同3.3%増収、その他事業はクラウドコンピューティング分野の受注増などで同11.5%増収だった。
今期見通しについての会社予想は、売上高が前期比6.2%増、営業利益が同8.7%増、経常利益が同4.9%増、純利益が同18.2%増の増収増益見込みとしている。クラウドコンピューティング分野の好調が期待され、組み込み系ソリューション領域の営業活動も強化する模様だ。
株価の動きを見ると、9月10日に年初来高値683円を付けた後、一旦は620円近辺まで反落したが、足元では660円近辺に戻している。短期調整が一巡して高値を窺う態勢のようだ。12月5日の終値660円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS51円41銭で算出)は12~13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は3.6%近辺、実績PBR(前期実績のBPS759円54銭で算出)は0.8倍台である。
週足チャートで見ると9月の高値圏から一旦は反落したが、26週移動平均線がサポートラインの形となって下値を切り上げ、緩やかな上昇トレンドを維持しているようだ。また月足チャートで見ても、600円近辺のボックス展開から上放れの兆しを見せている。今期好業績見通しを評価すれば、9月10日の年初来高値683円は通過点となり、08年1月以来の700円台が視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【今日の言葉】4日公示でも選挙相場1幕は終了(2012/12/04)
・【アナリストの眼】プラスチックファスナーのニックス、一発高の可能性秘める(2012/12/04)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
