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【注目のリリース】シャープが米半導体大手クアルコムからの出資を発表
■次世代ディスプレイの共同開発とともに2段階で
シャープ <6753> は4日の夕方、米国の半導体大手クアルコムと、次世代MEMS(微小電子機械システム)ディスプレイの共同開発と出資契約を結ぶことで合意したと発表した。クアルコム社は、シャープが行なう第三者割当増資を第1次・第2次の2度に分けて引き受けるという。出資総額は約99億円(120万米ドル、12月3日の為替レート)。
発表によると、共同開発および実用化技術の研究開発は、2段階で行ない、クアルコムを引き受け先とする増資も、開発や投資に応じて2段階になる。第1次第三者割当増資は平成24年12月27日を払込期日とし、第2次第三者割当増資は平成25年3月29日を払込期日とする。
仮に、第2次第三者割当増資の払込期日までの間に本追加投資主要条件が充足しない場合には、第2段階に係る資金は不要になることから、第2次第三者割当増資は実行されないことになる、とした。
シャープの本日の株価終値は174円(2円高)。朝、通信社報道などでクアルコムの出資観測が伝えられ、177円(5円高)まで上げる場面があった。出来高は東証1部の7位、売買代金は27位だった。発表によると、第2次の出資には流動的な部分が残る様子だが、ひとまず大きなヤマを乗り切ったことになりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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