【株式評論家の視点】星光PMCは後半の業績回復評価、もみ合い離れへ躍動感を強める

2012年11月29日 13:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  星光PMC <4963> の戻り相場に勢いが出てきた。今2013年3月期業績について中間決算発表時に減額修正したが、これで懸念材料一掃との見方を呼び、割安に放置されていた株価に見直し機運が強まっている。

  チャート的には310円台が大きな関門になっているが、今回は商いを伴っての動意で、もみ合い離れへの期待が刺激されるところだ。

  今2013年3月期の9月中間決算は、営業利益が5億円と前年同期比16.7%減となった。つれて、通期の営業利益は14億9000万円から12億6000万円(前期10億5900万円)に引き下げられた。しかし、好採算の環境対応薬品の好調などで、営業利益は前半の5億円に対し、後半は7億6000万円にアップすることになる。

  株価はこうした後半の業績回復を積極的に取り込み始めている。PBR0.5倍、配当利回り3.9%という割安さはなお訂正高の余地が大きいことを示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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