【株式市場】NY株高など好感し不動産・保険以外の全業種が上げ中山鋼も戻す

2012年11月29日 12:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は69%が高い

  29日前場の東京株式市場は、全般反発。NY株の106円高、対ユーロでの円安転換などが好感され、自動車株が軒並み堅調。スズキ <7269> は3日前の年初来高値に顔合わせ。

  内需系の銘柄も強く、ディー・エヌ・エー <2432> はセブン-イレブンなどでの無料WiFi接続サービス拡大を材料に出直り拡大。私的整理が伝えられた中山製鋼所 <5408> も朝安の後急激に切り返し15%高。日経平均は反発したまま堅調で、前引けは9369円68銭(61円33銭高)。

  東証1部の出来高概算は8億1792万株、売買代金は4444億円。1部上場1690銘柄のうち、値上がり銘柄数は1162銘柄、値下がり銘柄数は340銘柄。

  また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、空運、パルプ・紙、鉄鋼、非鉄金属、石油・石炭、繊維製品、輸送用機器、機械、海運、水産・農林、電力・ガス、証券・商品先物、食料品、など。

  一方、値下がりした業種は、不動産、保険、のみだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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