【村山貢司の気象&経済歳時記】秋物惨敗、冬物は??

2012年10月30日 19:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  今年の秋物商戦はほとんどの分野で極めて低調であった。原因は9月の高温である。特に関東から東北、北海道にかけては観測史上最も気温が高い9月であった。最近は9月に高温になる場合が多く、アパレルでは秋物とは言わずに秋冬物というような表現をするが、消費者動向は季節を先取りする形で推移する。秋物なら8月末から9月が低温に、冬物なら12月では11月が寒くなれば好調になる。特に家電やアパレルでその傾向が強い。10月末に冬型の気圧配置になり西日本を中心に寒くなり、大阪では早めに木枯らし1号が吹いた。

  11月上旬も冬型になって寒くなるために、冬物の滑り出しはまずまずであろう。この冬は前半は寒暖の差が大きく、後半はやや低温が予想されている。しかし、長期予報の精度はまだ十分ではなく経済にそのまま反映することができないのが現状である。冬の場合、ヨーロッパと北米東部(西海岸は逆になる)それに日本の気候が連動する傾向が強くなっている。ヨーロッパが寒くなると次に北米東部が低温や大雪になり、次いで日本が寒くなるという順である。欧米の天候推移をチェックして対応を考えることが大切である(気象予士・経済評論家 村山貢司)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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