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【編集長の視点】8月決算発表の三栄建築、今期も純益最高更新、株価出直り近い
<銘柄ウオッチ>
三栄建築設計 <3228> は、連休前の5日大引け後に8月期決算を発表、前期単独業績は、今年6月の下方修正通りに増収増益率をやや縮めて着地したが、今期は2ケタ増収増益を予想、純利益は、連続して過去最高を更新する。
株価は、利益確定売りが先行して23円安の755円と急反落しているが、PERは5倍台と超割安であり、目先売り一巡後は9月27日につけた東証1部指定替え後高値801円を意識し再騰展開が見込まれる。
同社の今期単独業績は、売り上げ558億7700万円(前期比14%増)、経常利益54億5500万円(同11%増)、純利益30億円(同10%増)と予想された。
低金利の継続や住宅ローン減税などの住宅取得促進制度、消費税増税前の駆け込み需要などで住宅取得が底堅く推移、首都圏の地価が低水準で推移する環境下、同社の強みである都心エリアでの木造3階建ての企画、設計力・施工監理力を活かして物件供給数を増加させ、郊外エリアでも昨年10月に設立した子会社によりツーバイフォー工法の分譲戸建商品を供給、新市場開拓、前期業績の下方修正要因となった東日本大震災の被災地区の復興需要による工事業者の手配遅れなども一巡する。
なお同社は、子会社設立による連結決算も今期から開始し、今期通期連結純利益は、30億6600万円と予想している。
株価は、今年8月6日の東証1部指定替えとともに実施した新株式発行(発行価格748円)・株式売出しを嫌って698円まで再調整、東証株価指数(TOPIX)組み入れに伴うTOPIX連動型ファンドの買い増しなどの需給好転思惑で800円台にタッチして1株純資産723円水準を固めた。低PER修正で、1部指定替え後高値回復、東証2部時代の今年高値873円奪回から4月高値920円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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