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【アナリストの眼】昨年高値接近の住友不動産、新ビル相次いで寄与、一段高濃厚
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住友不動産 <8830> の株価の勢いに注目したい。日銀の追加緩和期待が高まっていることや、オフィス空室率が改善傾向を強めていることを支援材料に、株価は09年夏から続いたボックス展開から上放れる可能性もあるだろう。
今期(13年3月期)連結業績の会社予想は、売上高が前期比4.6%増、営業利益が同1.7%増、経常利益が同1.0%増、純利益が同8.9%増としている。賃貸オフィスビル事業では、既存ビルの空室率改善に加えて、新宿グランドタワーの通期稼働、渋谷ガーデンタワーの新規稼働などが寄与する模様だ。マンション・戸建て分譲事業も、引き渡しは下期に偏重するが、通期売上予定戸数に対して第1四半期末時点の契約率が約50%に達するなど、低金利を追い風として順調な模様である。
日銀は10月5日の会合で金融政策の現状維持を決定したが、白川方明総裁が会合後の記者会見で物価見通しの下方修正を明らかにしたこともあり、10月末の次回会合で日銀が追加緩和に踏み切るとの見方が大勢になっている。さらに、東京都心部のオフィス空室率が改善傾向を強めていることも支援材料だろう。
株価の動きを日足チャートで見ると、25日移動平均線を一時的に割り込んでもすぐに反発して強基調の展開となっている。また週足チャートで見ても、13週移動平均線がサポートラインの形となって上昇トレンドだろう。10月5日の終値は2139円の高値引けとなり、9月19日に付けた年初来高値の2146円に接近した。同時に、昨年(2011年)2月の高値2277円にも挑戦の構え。日銀の追加緩和期待という材料性に加えて、需給面での信用売り長も支援材料だろう。また11年2月の戻り高値2277円を突破すれば、09年夏から続いているボックス展開から上放れの形となるだけに、一段高の可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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