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【編集長の視点】サンコーテクノに出来高増加傾向、「国土強靭化関連」で注目
<銘柄ウオッチ>
サンコーテクノ <3435> (JQS)は、前日比変わらずの1748円で寄り付いているが、売買高は前日に続き漸増傾向にある。今3月期純利益の連続2ケタ増益を見直し割安株買いが増勢となっており、大規模災害の被害想定が相次ぐことから耐震補強関連需要の期待が高まっていることも買いをフォローしている。
とくにこの耐震補強関連需要では、前日26日に自由民主党の総裁選挙が行われ、安倍晋三新総裁が選出され、解散・総選挙後の次期政権担当観測の強い同党が、次期衆議院選挙の政権公約に国土強靭化基本法の制定を上げ、学校、公共施設などの耐震化を進めることも関連人気を高めている。
同社の今期業績は、売り上げ149億5000万円(前期比7%増)、経常利益6億円(同2%増)、純利益3億5000万円(同22%増)と予想されている。
停滞していた耐震関連工事の受注が一部回復し、東日本大震災の復旧・復興関連の小規模物件向けに主力製品の金属拡張アンカーが好調に推移、再生可能エネルギー全量買取制度施行で活発化している太陽光発電市場向けに独自設計の新工法を開発、積極営業展開していることなどが要因となる。
また同社は、鉄道各社が計画している老朽化した高架橋の耐震補強対策では一面補強工法、学校耐震化ではMasterフレーム工法などで対応し、受注獲得を目指す。
株価は、前期第3四半期の好決算を評価し年初来高値1995円をつけ、高値もみ合いから1700円まで調整、この安値圏で値付きも売買高も増勢となっている。PER10倍台、PBR0.5倍の割安修正で高値奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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