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【編集長の視点】国際計測器、ジャスダック2位の利回り6.3%は見直し余地大
<銘柄ウオッチ>
国際計測器 <7722> (JQS)は、4円安の631円と変わらずを挟み4営業日続落している。今3月期第1四半期(1Q)業績が、連続赤字となったことで、年初来安値601円(1月)を前に下値固めが続いているものだが、きょう25日が、第2四半期(2Q)期末接近で配当権利付き最終日に当たり、同社の今3月期年間配当40円が、6.3%の高利回りとジャスダック市場の配当利回りランキングの第2位にランクされることから、高利回り買いのチャンスを示唆している。
同社の今期1Q業績は、第2四半期・第4四半期に検収が集中する会計特性上、連続赤字となったが、今期通期業績は、円高の影響を吸収して増益転換、通期純利益は、前期計上の第3工場建て替えに伴う減損損失が一巡して8億8000万円(前期比58%増)とV字回復を予想している。タイヤ振動試験装置のバランスマシンを中心に前期からの繰越受注残が、6.4カ月分の58億8100万円に達し、今期第1四半期(1Q)も、電気サーボモーター式振動機の営業展開を強化したことなども加わり、26億3000万円の受注を達成したことなどが要因となる。
株価は、今期1Q業績が連続赤字となったことで600円台の下値を探ったが、織り込み済みとして底固く推移している。前期末の今年3月には期末高配当利回り買いで年初来高値767円まで買われており、PERも10倍台と割安であるだけに、権利付き最終日のきょう1日、再現を期待して買い再考余地が拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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