【編集長の視点】イワキに押し目買い活発、減益織り込み高利回り見直す

2012年9月21日 11:32

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  イワキ <8095> は、1円安の166円で寄っているが、寄り付き段階の出来高は、すでに5000株と9月6日に顔合わせした年初来安値159円を前に売買高が活発化している。今年7月に開示した今11月期第2四半期(2Q)累計業績が、減収減益転換したことから再調整したが、2Q累計業績の水準自体は、期初予想を上ぶれて着地しており、織り込み済みとして下げ過ぎ訂正期待の買い物が下値で増勢となっている。

  2Q累計業績は、前年同期比5%減収、14%経常減益、76%純益減益となった。医薬品事業は、後発医薬品が政府の使用促進策の追い風を受けて好調に推移したものの、一般用医薬品で春先の天候不順で鼻炎治療剤などの花粉症関連商品が伸び悩み、医薬品原料事業も、主力の解熱鎮痛剤原料や下剤・利胆剤原料が落ち込み、化成品事業もプリント基板関連がなお厳しく推移したことなどが要因となった。ただ業績水準そのものは、利益が、期初予想を1億4500万円~1500万円上ぶれ減益転換率を縮めた。

  11月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、前期計上の負ののれん益一巡から7億円(前期比57%減)と前期の過去最高からの減益転換を見込んでいる。

  株価は、年初来安値水準での底ばいが続いているが、PERは8倍台、PBRは0.3倍、配当利回りは3.5%と下げ過ぎが顕著である。低位値ごろ株思惑も再燃し、年初来高値213円に向けた底上げ時期が近そうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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