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【アナリストの眼】株価レンジ下限へ到達の朝日ラバー、LEDのテーマ性に注目
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朝日ラバー <5162> (JQS)は、工業用ゴム事業を主力に医療用ゴム事業も展開している。シリコーンゴムをベースにした製品に強みを持ち、自動車内装用小型電球やLED照明のカラーキャップが主力製品である。
8月10日に発表した今期(13年3月期)第1四半期(4~6月期)の連結業績は、売上高が前年同期比7.2%増の12億18百万円、営業利益が同77.4%増の41百万円、経常利益が同2.4倍の24百万円、純利益が同29.7%減の14百万円だった。工業用ゴム事業は、震災影響一巡やエコカー補助金が追い風の自動車関連が牽引して同13.3%増収、同3.8倍営業増益だった。医療・衛生用ゴム事業は、一部製品で顧客の在庫調整の影響を受けて同9.5%減収、同45.3%営業減益だった。純利益は前年同期に計上した特別利益(被災保険金収入)が一巡して減益だった。
通期については前回(5月11日公表)の会社予想を据え置いた。売上高が前期比3.8%増の52億円、営業利益が同23.3%増の3億円、経常利益が同13.5%増の2億40百万円、純利益が同85.3%増の1億35百万円の増収増益見込みとしている。配当も年間8円(第2四半期末3円、期末5円)の予想を据え置いた。通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が23.4%、営業利益が13.7%、経常利益が10.0%、そして純利益が10.4%とやや低水準だが、期後半に向けて自動車用やLED照明用の数量増が寄与する模様だ。
株価の動きを見ると、6月の高値圏から反落してやや軟調な展開となっている。第1四半期業績発表直後には特に動きがなかっただけに、市場全体の地合い悪化の影響を受けているようだ。8月30日の終値265円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS29円68銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回りは3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS628円95銭で算出)は0.4倍台となる。
週足チャートで見ると、26週移動平均線を割り込んで調整局面だが、大勢としては260円~300円近辺のボックス展開であり、ほぼレンジ下限に到達した形だろう。指標面には割安感が強いだけに反発局面は近いだろう。LED照明関連のテーマ性にも注目したい。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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