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【話題】再上昇に転じた「原油価格」、北海油田生産障害、資源人気再燃も
足元で原油の先物価格が上昇傾向を強めている。8日の海外先物市場では、北海ブレントが1バレル=112ドル台後半、WTIが1バレル=94ドル台後半に上昇して、5月以来の高値水準を付ける場面があった。中東産ドバイ原油のスポット価格も上昇傾向を強めているようだ。
この背景としては、ユーロ圏債務危機問題に対する過度な警戒感の後退、北海原油の主力油田での生産障害長期化に対する懸念、中東情勢への懸念、イラン原油の輸出減少などがあるようだ。
また7日にはロイターが、9月の北海油田でのブレント原油生産がメンテナンスや自然減などの影響で、過去最低水準に落ち込む見通しと伝えた。さらに8日には、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計で、原油輸入量が増加したにもかかわらず、原油在庫やガソリン在庫が予想外に減少した。こうした報道や統計も、足元では追い風となっているようだ。
米国の追加金融緩和に対する期待感も背景にあるだろう。米FRB(連邦準備制度理事会)が9月の次回FOMC(連邦公開市場委員会)で追加緩和に踏み切るとの観測が強く、日本、欧州、中国など世界の主要国・地域に追加金融緩和が広がる可能性も考えられる。
石炭、鉄鉱石、そして銅など、金属資源や非鉄金属資源の市況は依然として低迷しているが、世界的な金融緩和の流れが商品市場全体の上昇につながる可能性もあるだけに、注目点となりそうだ。
鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属、総合商社など、関連セクターの銘柄にとって強い追い風となるだけに、仕込み場となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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